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矢萩由三子

れんしゅう


れんしゅう

      まど・みちお

今日も死を見送っている

生まれては立ち去っていく今日の死を

自転公転をつづけるこの地球上の

すべての生き物が 生まれたばかりの

今日の死を毎日見送りつづけている

なぜなのだろう

「今日」の「死」という

とりかえしのつかない大事がまるで

なんでもない「当たり前事」のように毎日

毎日くりかえされるのは つまりそれは

ボクらがボクら自身の死をむかえる日に

あわてふためかないようにとあの

やさしい天がそのれんしゅうをつづけて

くださっているのだと気づかぬバカは

まあこのよにはいないだろうということか

 

最近、大人の、会社、職場でのいじめの話を聞いた。

私も受けた事ある。

十二指腸潰瘍になった・・・

先輩のおばはんにいじめられた・・

大事な時間

限られた時間

まど・みちおさんが言っているように、「きづかぬバカで」で終わらないようにしなくては。

今するべき事を見極めなが楽しんでいたい

いじめている方もいじめられている方も

大事な時間のことに気づいて欲しい

我が家の犬が老化で、それが目に見えてわかるようになり

見ていて辛い・・。

痛いとか、苦しいとか、疲れたとかそんなこと一切言わないし、そんな表情もない。

人間って

喋られるから言うのだろうか?

動物は言えないから言わないのだろうか?

人間の能力の使い道、違わないだろうか・・

そんな事を考えながらの散歩


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