やってやろうという気持ちでなくても、覚えようとか、これはどういう角度かとか、方向を変えたらどうなるのかとか、頭を使うと・・技ができなくなる・・・
その体験をなんどもしました。
以前、氣空術東京支部稽古で、ある方が「産毛をなぞるような、それぐらいの感覚」と教えてくださいました。
札幌の仲間には「もっと優しく。」とか「やわらかく」と注意してくれます。
東京支部副支部長が、「相手が触れたところの温度を感じるように〜」と説明していました。
これも説明としてはとってもよくわかります。
その姿勢が大事だと感じました。
素晴らしい説明です。
でも、教わってもその時はなかなかできませんでした。
なぜなら、温度を感じようと頭を働かせ、動きが意識的になりすぎるのです。
もっと自然にふわっと出来たらいいのに・・
出来ている時は ふわっとなっているのですよね・・・
と、
思うように出来ないと
私がよくしてしまうのは、
眉間にシワを寄らせてしまうこと。
(まさか目がきつくなって睨み目になったりしてないだろうなぁ・・
睨み目は、目の緊張、これも身体のこわばりですね・・。
誰かを睨んでいるのではないですが、出来ない技の動きを少しでも観察しようとして、そんな目で見ている時があるように思います)
これでは氣空術できるはずはないですね。
産毛をなぞるような感覚の世界です。
皮膚の皮一枚の感覚です。
自分の顔を引きつらせては 出来ないですね・・・
最近の仲間とのお稽古で、
技が出来なくても出来ても、どうしてだろうとか考え始めると顔に出てしまいようで、仲間に注意されます
「矢萩さん、考えない!」
考えないって
イコール「感じろ」という意味ですね。
そして、
「いま、ここ」の世界ですね
心も体も穏やかに
そのような気持ちでお稽古にのぞんでいこうと思っています。
注意してくれる仲間がいて、感謝です
お稽古できる仲間がいて とっても嬉しいし、楽しいです!!!
どんなことでもそうですが、楽しさを感じられなくなったら、質的な向上は望めません〜
次回のお稽古ではどんなことが起きるのかワクワクしています!!!