孫の保育園の運動会に行ってきた。
そこの運動会がとっても素晴らしかった。
台風の影響で雨の予報で、プログラムが変更ありのちょっと残念な運動会になりましたが〜
どれも可愛らしく、いい内容でしたが、最後のプログラムで、卒園までに跳び箱と逆上がりができるように練習をしてきて、その成果を発揮するというのがありました。
みんな、保母さんの声にちゃんと反応し、体育の先生の合図にも乱れないで行動ができるのも素晴らしかった。
子供達の個性、成長の幅にはもちろん配慮があります。
指導者の援助があって、必ず成功体験にしてあげる配慮もあります。
失敗しても何度かチャレンジさせます。
みんなの前で失敗してもいいんだ。
一生懸命頑張ればそれでいいんだ。
という事を、ちっちゃな園児から改めて教わりました。
1回目は、昨日までの練習の成果を見てもらう、2回目は今まで試していないもう一段上の段に挑戦するというながれ。
全員が跳び箱、逆上がりをできるようになっていることに それだけで、感動・・。そして、子供達は萎縮していない。
のびのび、しっかりと行動している。
頑張ること、みんなで成果を認め合う事をこんな小さな子供達に指導できていることにも感動。
2回目の初めての挑戦タイム。そりゃ〜なかなか飛べない。
昨日までは目の前の事を一生懸命してきてその先のことは考えてなかったと思う。
何度も失敗してしまう女の子がいて、見ている方が辛い。
体育の先生が簡潔なアドバイスをする。
いくつもいくつもアドバイスしてもわからないものね。
いっちばんその子に必要な事を一つだけアドバイス。
優しく、力強く、大きな声で励ます!
もう・・私なんて泣けてきて泣けてきて・・・
気がつけば周りの観客も泣いている人がいっぱい。
園の先生たちも泣いている。
女の子の一生懸命挑戦する姿に感動。
体育の先生の子供の能力を信じている姿に感動。
それでも女の子は飛べない
すると、クラスの子全員でその女の子を囲ませてみんなが「頑張れ頑張れ飛べる」と言っている。
こんなことで、励ましだけで飛べるのだろうか・・と正直思った。
飛びつかれてへとへとだろうし・・・
・・・・
飛べた。
綺麗に〜
余裕で飛べた〜
もう、感動の瞬間でした。
小さな女の子の一生懸命な姿に、園全体が感動を共有しました。
その子は、列に戻ったら泣いていました。
なんの涙だったのかなぁ〜
飛べた嬉し涙かな
一回で飛べなかった悔し涙かな
みんなに励ましてもらった嬉し涙かな
孫の成長、家族の絆を見届けて、そして素晴らしい光景を見せてもらいました。