自然と共生する感覚は日本人の遺伝子とか DNAと言うことがあったけれど、この表現は正しくないようだ。
阿川さんとの対談で福岡先生の話がわかりやすくなっていた。(今まで何冊か福岡先生の書籍を手にしたけれど・・途中で辞めてしまって、この本のおかげで今度は完読できそう)
骨格や筋肉バランスは西洋人と日本人とは違うことは遺伝子でわかっているけれど、自然と共生する感覚というのは遺伝子、DNAにはないということを知りました。
自然に脅威も敬意も持ち、自然と共生できるその感覚は、文化という。
日本人の身体文化は内面、精神的なものです。
精神的なものを、意識とかイメージとかで表すことが多いですね。
DNAの言葉の使い方を気をつけなくてはと思いました。
ちゃんと整理して使わなければなりません。気をつけます。
先日、気象予報士さんが、地球は未体験ゾーンに突入しました。と言っていました。
この本に、気温が50度になる可能性があることが書かれているのですが、今のようにクーラーで調整していては 人間は生きていくことができないと書かれていました。
便利なものがありすぎて、機械に頼るしかなく、自然と共存できる力がなくなってきていることも書かれていました。
和道ヨガでは、自然と共存できる身体育てをしています。
福岡先生は、この本で、生命科学を研究するためにネズミを殺したり、細胞をすりつぶしたりするのをやめると書かれていました。
大好きな中村桂子先生の「科学者の前に人として」というお考えと通じるのと、この本に絵本、子供の本がたくさん紹介されています。
もういちど、読み直したい。
読んでいない本もありました!
また、読みたい本が部屋に積み上がっていきます・・・^ ^